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ヤンマーEX30 回航後編|400マイル長距離航海

  • 執筆者の写真: Yosuke SUe
    Yosuke SUe
  • 6月14日
  • 読了時間: 3分

更新日:3 日前

西伊豆・安良里シップビルダーズ ~ 函館港

6月6日 安良里 ~ 館山

台風6号が通過した後、海上の状態が回復したことを確認し、安良里シップビルダーズを出港した。

まずは伊豆半島最南端の石廊崎を目指したが、台風通過後に吹く向かい風がまだ残っており、思うように速度を出すことが難しかった。

船首から波を受けながら慎重に石廊崎を通過した後、伊豆半島の東海岸に沿って北上した。

小田原沖を通過し、葉山沖へ向かった。さらに三浦半島南端の城ヶ島へ向かい、城ヶ島大橋下の狭い水路を抜けて東京湾へ入った。

夕方ごろ、無事に千葉県の館山港へ到着した。

6月7日 館山 ~ 大洗マリーナ

館山を出港し、房総半島の東海岸に沿って北上した。

この日は比較的海上の状態が安定しており、順調に航程を伸ばすことができた。

犬吠埼を回り、夕方ごろには茨城県の大洗マリーナへ入港した。

翌日には低気圧の通過が予想されていたため、ここで状況を見ることにした。

6月8日 大洗マリーナ待機

この日の夜から、低気圧の通過に伴い、東から入るうねりが強くなる予報だった。

念のためマリーナへ避難していたが、結果的にその判断は正しかった。

さらに、フィリピン沖で発生した地震の影響により、津波注意報が発令された。

マリーナ側からも、船を離れて陸上へ避難するよう要請があった。

偶然ではあったが、安全を優先してマリーナへ入港していたため、落ち着いて対応することができた。

6月9日 大洗 ~ 四ツ倉

低気圧が通過した後は安定した天候が続き、いよいよ東北沿岸へ向かった。

大洗を出港し、福島県の四ツ倉港へ向かった。

東日本大震災で大きな被害を受けた地域だが、港はきれいに整備されており、周辺には道の駅もあった。

6月10日 四ツ倉 ~ 女川

この日は宮城県の女川港へ向かった。

震災後に復興した町並みが印象的で、港周辺にも活気を感じることができた。

海上の状態も良く、順調な航海となった。

6月11日 女川 ~ 宮古

女川を出港し、岩手県の宮古港へ向かった。

リアス式海岸が続く三陸沿岸は景色がとても美しく、変化に富んだ海岸線を眺めながらの航海となった。

この日も穏やかな海況が続き、予定通り宮古へ到着した。

6月12日 宮古 ~ 白糠漁港

宮古を出港し、本州最北端を目指して北上した。

その後、青森県の白糠漁港へ入港した。

翌日の津軽海峡横断に備え、天候と潮流を確認しながら準備を整えた。

6月13日 白糠漁港 ~ 函館港

最終日はいよいよ津軽海峡を横断する行程だった。

函館山が見え始めると、長かった回航もいよいよ終わりに近づいていることを実感した。

午後、無事に函館港へ入港した。

オーナー様へ船を引き渡し、今回の回航は無事に完了した。

今回のオーナー様は、津軽海峡で大間マグロを専門にキャスティング釣りをされている方だった。

クロマグロを誰よりもよく知るワイルドなオーナー様との出会いも、今回の回航の大切な思い出の一つとなった。

回航船:ヤンマー EX30

航路:大阪 深日港 ~ 函館港

主な寄港地:尾鷲・御前崎・安良里・館山・大洗・四ツ倉・女川・宮古・白糠漁港・函館

総航程:約780海里

回航期間:16日間

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