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ヤンマーEX30 回航記【前編】

  • 執筆者の写真: Yosuke SUe
    Yosuke SUe
  • 6月8日
  • 読了時間: 2分

更新日:4 日前

大阪・深日港 ~ 西伊豆・安良里シップビルダーズ

今回の回航の主役は、ヤンマーEX30。

5月29日、出港に先立ち、主機の点検と試運転を実施。各部の状態を確認したうえで、燃料の補給を済ませた。

当時、台風6号が北上を始めていたため、台風の進路を注視しながら、慎重に航海計画を立てた。

深日港 ~ 尾鷲港

深日港を出港した後、紀伊水道を南下し、尾鷲港を目指した。

出港前は海況が心配されたが、この日は一日を通して穏やかな海が続いた。

EX30は安定して航海を続け、特に問題なく順調に尾鷲港へ入港することができた。

回航初日としては、これ以上ないほど良い条件だった。

尾鷲港 ~ 御前崎

翌日は尾鷲港を出港し、遠州灘を越えて御前崎へ向かった。

台風は少しずつ近づいていたが、まだ直接的な影響はなく、心配していたうねりもほとんど入っていなかった。

比較的安定した海況の中、無事に遠州灘を通過することができ、台風が本格的に影響を及ぼす前の適切なタイミングで移動できた。

緊張を緩めることはできなかったが、ひとまず一息つける区間だった。

御前崎 ~ 安良里シップビルダーズ

御前崎を出港した後、台風を避けるため、西伊豆の安良里シップビルダーズへ向かった。

朝になると、遠く離れた台風の影響が少しずつ現れ始めた。

まだ大きくはなかったが、周期の長いうねりが入り始め、前日とは違う海の雰囲気が感じられた。

航行に支障が出るほどではなかったが、海の様子だけでも台風が近づいていることを実感できた。

安良里シップビルダーズで台風待機

今回の回航の避難先は、西伊豆に位置する安良里シップビルダーズだった。

ここは北に開いた湾の最奥部にあり、外洋から入るうねりの影響をほとんど受けない安全な場所だ。

実際に入港してみると、外海の状況が信じられないほど静かで、風も波もほとんど感じられなかった。

「天然の避難港」という言葉が実感できる場所だった。

ここで台風の進路を確認しながら、しばらく待機した。

安全な場所に船を係留し、久しぶりにゆっくりとした時間を過ごすことができた。

後編では、台風が通過した後、再び出港して目的地へ向かう航海の様子を紹介します。

台風後の海はどのような様子だったのか、そしてEX30とともに進んだ長距離回航の後半の話を、続けてお伝えします。

 
 
 

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